なぜ耐震診断が必要なのか
地震大国日本
日本は世界有数の地震国です。日本は1年あたり数センチ程度の速度で水平運動を続けているプレートの境界に位置しています。プレートの境界付近では、岩盤がぶつかり合い、やがて岩盤のひずみが限界に達すると突然破壊します。これが地震発生の原因です。太平洋岸沖合いでくり返し発生する巨大地震はほとんどがこのタイプです。また、岩盤のひずみはプレートの内部でも起こっており、その結果「活断層」と呼ばれる地盤のずれが発生。突発的な地震の原因になってます。

過去の震災と被害状況
日本では、過去300年間に1,000人以上の死者がでた地震は24回ありました。単純に計算すると12.5年に1回の割合で起きている事になります。地域も北海道から沖縄まで広く分布しています。過去10年に限っても数多くの地震被害が発生しており、兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)は記憶に新しいと思います。
| 事 例 | 規 模 | 被害状況 | ||
|---|---|---|---|---|
| 死者・行方不明者 | 全半壊建物 | |||
| 1923年 | 関東大震災 | M7.9 | 142,807名 | 128,266棟 |
| 1983年 | 日本海中部地震 | M7.7 | 104名 | 934棟 |
| 1995年 | 兵庫県南部地震 | M7.3 | 6,400名余 | 24,000棟以上 |
| 2003年 | 宮城沖地震 | M7.0 | 0名 | 1,196棟 |
| 2004年 | 新潟県中越地震 | M6.8 | 46名 | 15,573棟 |
| 2005年 | 福岡県西方沖地震 | M7.0 | 1名 | 1,483棟 |
だから耐震診断をお勧めします
先に述べたように、日本ではいつ地震が起きてもおかしくない状態にあります。しかも、1981年以前に建てられた建物は築年数が25年を超えることと、古い建築基準に従って造られている為、大きな地震に耐えられない可能性が高くなります。しかも、一時世間を騒がせた「耐震偽装」と言う可能性もゼロとは言えません。ですから、1981年以前に建てられた家はもちろんのこと、それ以後に建てられた場合でも念のため耐震診断をすることをお勧めします。
しかし、「いきなり業者に頼むのもなぁ…」と思われる方も多いと思います。そこで、次ページ以降で耐震診断の流れをご説明致します。
